Friday, June 15, 2007

ウソのようなホントの話

先日ウソのそうなホントの事を経験しました。

といっても直接自分が体験したわけじゃなく
たまたまその場に居合わせただけなんですがね。

「海外旅行いかないよっ」て方は以下スルーして
くださいね。

先日の帰国時のバンクーバー空港での1コマ。

路線バスを乗り継いでバンクーバー空港に到着した時
1人の日本人から声を掛けられました。

話を聞くと、その方は数日のバンクーバー観光でいらしてて
どうも同じ台北経由で名古屋に帰るということでした。

30代前後くらいの方で1人でカナダに来られた事、
カナダは初めて来た事、よく分からずに困っていたところ
日本語が聞こえた(乗り継ぎ待ちのバス停で「さみー」って確かに独り言を言ってました)
ので少し助けてもらおうと声をかけた事などを
バス停からチェックインカウンターまでの間で話しました。

自分の今の状況なども話してましたので
しきりに感心されてたのですが、よく分からない割に
ダウンタウンからバンクーバー空港まで路線バスで
行こうとされたことに私もすごいなーと思ってました。

ちなみにダウンタウンから空港までは路線バスがもちろん
安いですが乗り継ぎが1つあるので少しだけ敷居が高いです。
(知ってればどうってこと無いんですがね)

国内線用のチェックインカウンターに並ぼうとされたので
まだ先に国際線用がある事を伝えて10分ほど掛けて
チャイナエアのカウンターで一緒に並びました。
(空港のバス停からは少し遠いです。初めての方は注意してくださいね)

15分ほど並んで待ってると自分の番に。

なにも無くすぐチケットを手渡され、一度はカウンターを離れて
カウンター脇から彼の手続きが終わるのを待ってあげてました。

でも、何かトラブってる。

彼の横まで行きカウンターのお姉さんに聞くと
彼の情報が無いとの事。

最近はe-チケットって言って帰りの引き換え券みたいなのも
必要無くなってるので、そういう控えが手元に無い。

旅行会社作成の日程表みたいなのを持ってたので見せるが
コンピュータに情報が無いから、それではなんとも出来ないようだ。

バンクーバーに来た時の半券を持ってたのでそこから
情報を検索してもらった。

お姉さんの顔がぱっと明るくなった。
どうやらあったようだ。

でもその後、お姉さんからすまなそうな顔でこう言われてしまった。

「明日だよ、また明日同じ時間にここに来てね」

彼の持ってた日程表をすぐ見ると確かに10日になってる。
当日は9日、もちろん私は9日が帰国日でしたから。

彼は不思議な顔をして「今日って10日じゃないですか?」
て言って時計の日付を示されました。

どうやら彼は時間は変えなきゃいけないが、日付変更線を跨ぐと
日付を戻したり進めたりする必要があることを知らなかったようです。

海外旅行をする人なら当たり前に知ってるかと思いきや
知らずにフラッと海外旅行に来る人がいたんです。
それも自分と同世代の人に。

ただ、この人タフだなって感心しました。

「まあ予行演習が出来たってことで良しとしましょう」と言い
ホテルのこと心配して訪ねると「どこか泊まれるでしょう、大丈夫です」
と少しがっかりしながらも話されました。

そういう訳で帰りのバスの事を伝えて彼とはそこでお別れしました。

日本から北米・南米問わずそっち方面行くときは日付を1日戻す。
具体的には3日の18時発のカナダ行きに乗って9時間後に
カナダに着いたときには3日の11時くらいだったかになります。

5日の12時発の日本行きに乗って10時間後に日本に
着いたときには6日の16時くらいだったかになります。

知ってる人にはつまらない・くどい話でしたが
ウソのようなホントの体験を1人でもしなくてすむように!!

旅は家に帰るまでずーっと楽しいほうがいいですよね。
(帰国後の話のネタとしては失敗談のほうがオイシイですが・・・)

1 comment:

Tetchan said...

ハロー久しぶり。
元クレビオ松下です~。
なんとか生きてるみたいやね。
久しぶりにブログ覗いてみました。
しかし、日付変更を忘れるとは強者もいますな。
その人は多分B型です。
なんか俺もそんなことやりそうなので。
俺の方は何とかやっとります。
いろいろ悩みも多くなってきましたが。
仕事もプライベートも。
まぁ歳をとっていってるから、いろいろなものが増えていくのは仕方ないかな。
またカキコするね。
Bye

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